「見てみて!折り紙したんだよ!ってミサカはミサカはあなたに自慢してみたり!!」

「そォかよ」

「ちゃんと見てよ!ってミサカはミサカは抗議してみたり!」


一方通行と打ち止めはいつものようにソファーに座って話をしていた。

否、正確にはソファーに座っている一方通行の膝の上に打ち止めが座っていた。


「つかよォ、なんでてめェは俺の膝の上に座ってんだァ?」

「なんでって・・居心地がいいからだよ!ってミサカはミサカは説明してみる!!」

「・・あっそ」



そんな二人のやりとりを見ている少女がいた。

番外個体。


番外個体はこの二人のやりとりを見ていてうずうずしていた。


(ミサカも一方通行と喋りたい・・!!なんでだよ!別に今は、妹達もそんなこと思ってないハズなのに!!ああああああ!!!!ミサカも喋りたいいいいいいいいいい!!!!!)

うずうずうずうずうずうずうずうずうずうずうずうずうずうずうずうず

「だああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!」

突然叫びだす番外個体

「どうしたの!?ってミサカはミサカは動揺しながら尋ねてみる」

「どォしたんだァ?」


「うがああああああああああああああ!!!!!!!打ち止めそこどいて!!ミサカが座るから!!」

「えぇ!?いきなりなに言い出すの!?ってミサカはミサカはさらに動揺してみたり!!」

「ミサカがそこに座るの!ミサカも座るの!!」

「やだよ!ここはミサカの特等席だもん!!ってミサカはミサカは抗議してみる!!」

「打ち止め・・・そこをどっけええええええええええええええ!!!!!!」

「やだああああああああああああああ!!!!!」


いつの間にか取っ組み合いを始めた二人。

その様子を見て一方通行が一言。

「二人とも横に座りゃァいいだろ。」

・・・


10分後、一方通行の膝には打ち止め、肩には番外個体がそれぞれ満足そうな顔で寝ていた。
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